無限列車の映画が公開されるもっと前の、いちこが年中になって少したったある日、「ひみつが見たい!」と言い出しました。
「ひみつって何のことだろう?」と思い、いろいろと情報を聞き出したところ「ねずこ」というワード。
「あー、鬼滅ね!」
どうやら、友達の間で「きめつ」が大ブームらしく、きめつごっこをしている輪に入っていけないとのことでした。
見せることは簡単だけど、第一話から結構ヘビーな話なのにこんな小さな子に見せても大丈夫だろうか…と心配しました。しかし、他のママ友にも探りを入れたところ、特に上の兄弟がいる子はほとんどの子が見ているようでした。
たしかに私も子供の頃はドラクエ5で実の父の悲惨な最期を見ても大したトラウマにはなっていないし、夫はビートルズが大好きだけど不良になっていない、だったら子供たちを信じて見せてみようかと思いました。
見せる前にまず「怖いシーンもあるよ」としっかり忠告してから再生スタート。パパも一緒に見ていたのですが、家族全員すっかり鬼滅のファンになってしまいました。私はついついコミック全巻揃えちゃったよ…。子供たちと家で鬼滅ごっとをしたり、鬼滅のカップ麺やらふりかけやらお菓子やらを買うようになったり、すっかり生活に溶け込んでしまいました。
結局、子供たちは何度も見返すようになりましたが、戦いのシーンではなく蝶屋敷編などの戦っていないシーンばかり見ています。「乱暴にならないか」とか「トラウマにならないか」となんとなく心配していましたが、私たちがそうならなかったように子供たちもそうならなさそうです。
そして、子供たちが「新しくて面白いコンテンツ」を教えてくれることに、ちょっとだけ成長を感じて嬉しくなるのでした。
我が家では当初テレビを録画してみていましたが、これを機にアマゾンプライムで見るようになりました。もともとパパが通販大好きなためプライム会員ではありましたが、テレビで見れるように環境を整えてくれました。その後も子供向けアニメだけでなく、パパの映画や私のアニメも見るようになり、今では欠かせない存在です。
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